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関東と関西を結ぶ豪華夜行バスの傾向はいつまで続くか

数年前に豪華夜行バスが登場した時にはかなり話題を集めたものです。
今までなかった新しいバスということもあり、現状のサービスでは満足できていなかった乗客のニーズを掘り起こすことにつながったのです。
あれから数年が経ち、夜行バスは二極化が進んでいます。
格安路線と豪華路線にはっきりと別れていて、それぞれに顧客の獲得に成功している状況です。
しかしながら、豪華夜行バスの登場から数年が経ってわかったことは、これ以上の拡大は期待することができないということです。
やはり豪華夜行バスの場合にはスペースの関係から登場できる人数が限られているため、その中で採算が取れなければならないことを考えると、関東と関西を結ぶ路線、もっと言えば東京都大阪を結ぶ路線以外はあまり採算が取れないのが実情です。


秋田や青森方面の夜行バスはある程度需要を見込むことができますが、豪華夜行バスの導入には至っていません。
その理由は、やはり座席数が限られていることから、採算が取れなくなってしまうことのリスクを回避したいというバス会社の考えが強いということが分かります。
格安の4列シートであれば、一人あたりの単価は安くても多くの乗客を乗せることができるため、採算を取ることは比較的容易にできます。
関西と関東を結ぶ路線のように、東京-青森間、もしくは東京-秋田間においては、2列シートを導入するにはリスクが高いと判断するバス会社が多いのです。
その結果豪華夜行バスの人気は一部の路線に限られていて、この傾向が関東と他の地方都市を結ぶ路線には未だに普及していない理由となっているのです。


では、今後は豪華夜行バスの傾向はどのように変わっていくのか、その見通しを立ててみることにしましょう。
正直なところ、これ以上の拡大は考えられないです。
やはり大型バスを走らせるためには、採算ラインにのせなければ成り立たないからです。
そのため、全国各地を結ぶ豪華夜行バスがこれ以上登場することは考えにくいことが考えられるのです。
しかしながら、日本一の長距離を誇る博多-東京間の夜行バスの一部にプレミアムシートが導入されました。
このタイプの夜行バスでは、プレミアムシートと一般的な座席とが混在していて、料金に違いが生じています。
こうすることで限られたスペースでプレミアムシートをもうけることで、採算ラインを落とさずに利益を出すことに成功している長距離バスが登場し、ある程度成功を収めています。

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